お母さんのせいでは、ありません。
なんだかイライラする。
子どもはかわいいのに、ついイヤな言葉を吐いてしまう。
怒りすぎて、子どもの寝た後、ふと「ごめんね」と思う。育児本を読むけれど、その通りにできなくて不安になる。
そういえば今日1日、自分の時間なんてあったっけ・・・
こんな思いをしたことは、ありませんか。
そんな自分を不安に思ったことは、ありませんか。
でも、育てにくいとしても、それはお母さんのせいではないのです。
今の社会は「いまだかつてないほど子育てしにくい社会」と、言われています。
あなただけではなく、多くのお母さんが同じような思いをしています。
そのことを知らなくて、苦しんでいるお母さんが、とても多いのです。
実は「専業主婦」という言葉は、高度経済成長期にうまれたそうです。
それまでは、妻も近所の工場(こうば)や家業や畑を手伝って、
おじいちゃんもおばあちゃんも近所の人も一緒になって、子どもを育てていました。
そして近年、近所のつながりがぐんと減りました。おじいちゃんもおばあちゃんも近所の人も一緒になって、子どもを育てていました。
となりにどんな人が住んでいるか、わからない時代になりました。
「子どもは母親が育てるもの」となり、さらに近所に助けてくれる人もいなくなりました。
マニュアル通りに育たない生身の子どもを、ひとりで育てられるわけがない。
ひとりで子育てしなくていいよ。
たまった思いを聞いてもらえるだけで、気持ちが軽くなるよ。
思うようにならないのは自分だけではないと知ると、力が湧いてくるよ。
子どもってひとりひとり違うとわかれば、肩の力が抜けるよ。
お互いの子どもの成長を喜びあえる仲間がいれば、育児が楽しくなるよ。
このように、2012年3月に始まった、青空保育ぺんぺんぐさ。
仲間がいるだけで、育児が全くちがうものになります。
仲間づくりが得意でない人も加われるように、保育士もお手伝いします。
それから、子どもってこんなもんだよ、ということもお伝えできると思います。
早くもお母さんたちが、たくましい表情を見せてくれるようになって、嬉しい毎日です。
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